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戸室石の石切丁場 キゴ山を巡検♪

金沢城内で色々な時代・様式の石垣を見学した老猫ですが、午後からは石垣の石を切り出した場所を見て回りました

金沢城の石垣に使われているのは、ほとんどが戸室石と呼ばれる石材です。戸室石は、金沢城の東方にある戸室山・キゴ山周辺から産出する角閃石安山岩の通称で、その色調から青戸室・赤戸室の二種類に分類されているそうです。城内の石垣を見ると、確かに色の違う石が組み合わせて使われているのに気付きます( ・∇・)

戸室山とキゴ山は、約45万年前以降の火山活動で形成された火山で、その際に噴出した溶岩からできた岩石が戸室石なんです

今回見に行ったのは、キゴ山にある石切丁場の跡



現代の石切場は、発破を掛けて山から直接石を採掘している所がほとんどなので、一面が岩盤の壁というイメージを持っていたのですが、キゴ山の石切丁場は全然イメージと違っていたのでびっくりした老猫です。どんな感じかと言うと↓



山の斜面を歩くとでっかい石が点々と転がっていますが、案内の先生によると、これが石切場の跡だそうです。



(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)



(゜〇゜;)?????

ただの転石にしか見えないんですけど…

それもそのはず。安山岩の露頭から直接切り出している訳ではなく、岩塊混じりの火砕性堆積物や岩屑なだれ堆積物中の転石を掘り出して、加工しているそうなんです。元から小割りになっているので、手間が省けるということのようですf(^_^)

説明を聞いて石を良く見ると、石垣に刻まれていたのと同じ刻印が刻まれていました。



こんな石切場の跡が、戸室山とキゴ山で1000箇所以上あるらしいです( ̄□||||!!

ただの岩塊か切り出した石材かを識別しながら踏査をした調査担当者の努力に頭が下がります。

何も知らなければただの転石群ですが、調査をした専門家に説明していただくと、色々な事が見えてくるんだなと実感した老猫なのでした。
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コメント

No title

凄いですね。大昔の痕跡を見つけ出す努力には頭が下がります。

No title

のぼさん
山の中から一つ一つ探す訳ですから、大変な労力だと思います…

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名古屋の老猫

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名古屋と北陸地方を中心に食べ歩き、見て歩きをした記録を綴ってます。 

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