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四日市公害と環境未来館で公害の負の遺産と未来を学ぶφ(..)

四日市市立博物館の「時空街道」で原寸大のリアルな人形に驚愕した老猫は、2階にある四日市公害と環境環境未来館に行ってみました。




http://www.city.yokkaichi.mie.jp/yokkaichikougai-kankyoumiraikan/

館の公式HPには、こんなことが書かれているので、ちょっと長いですが引用すると…

「昭和30年代、四日市市では公害が発生し、多くの人が健康被害や生活被害を受けました。その歴史と教訓を次世代に伝えるとともに、環境改善の取り組みや、産業の発展と環境保全を両立したまちづくり、経験から得た知識や環境技術を広く国内外に情報発信することを目的に、四日市公害と環境未来館が開館しました。当館では、四日市公害の発生に至る経緯や被害、環境改善に向けたさまざまな方策等について、子どもから大人までを対象に、映像や写真、絵本などを用いてわかりやすく展示しています。そして、歴史を「知る」、これからの環境問題を「学ぶ」、未来のために「活動する」、3つの機能を軸としています。」

素晴らしい理念ですねφ(..)




公害というと負のイメージが強いので、行政や企業としてはなるべく無かった事にしたいだろうし、被害を受けた住民としては企業や行政の責任を強調したくなると思います。ただ、そういう両者に気を使っている内に、公害の記憶が風化しちゃうのは勿体無いですよね。起きた事を正確に記録・記憶し、隠蔽や糾弾に走るのではなく、過ちは過ちとして認め、努力は正当に評価する。そしてそれを踏まえて未来を考えるのは重要な事だと思います( ・`д・´)













未来館では、明治以降の四日市港の発達とコンビナートが形成されていく過程、公害発生過程とそれによって生じた健康被害、健康被害に対して医師・研究者や行政がどのような対応をしたのか、公害発生がまちづくりにどのような影響を与えたのか、公害訴訟の裁判資料、環境改善のための企業や行政の取り組みなどがパネルや現物資料、関係者の証言ビデオなどで分かりやすく説明されています。













どちらかの言い分に肩入れする訳はなく、公平なスタンスで取り上げているのは素晴らしいと思います。










最近は軍事遺跡、公害や災害が発生した場所、廃墟となった産業遺産などを巡るダークツーリズムが話題になっていますが、そのような観点から見ても非常に興味深いお勧めの施設だと思います。

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コメント

No title

『知る』『学ぶ』『活動する』
素晴らしいです。

全てに通ずるものがありますね。

No title

四日市と言えば、光化学スモッグと言うイメージがありますが、
今は死語になっていますね。公害も様変わりしています。

No title

> すむナビさん
そんなに人は来ていませんでしたが、非常にいい施設だと思いますヽ(´ー` )ノ
老猫は立ち寄りなので「活動する」は出来なかったですけどf(^_^)

No title

> のぼさん
子供の頃は光化学スモッグ警報とかありましたけど、すっかりなくなりましたよねヽ(´ー` )ノ

No title

子供の頃、「水俣病」、「イタイイタイ病」、「四日市ぜんそく」、「光化学スモッグ注意報」というキーワードを毎日のようにテレビから聞きました。
今の中国がそんな時期なんでしょうね。
その後の対応が中国は違うと思います。きっと埋めてしまってなかったことにするんでしょうネ。(笑)

No title

> 飛騨の彦爺さん
中国は昔の日本と同じ道を歩んでますよねf(^_^) でも事故があった電車を片付けたり地震で被害を受けた街を丸ごと埋めちゃおうってくらいだから、日本のような対応になるのかは疑問ですね…
公害被害の裁判なんて起こしたら連行されたりしてf(^_^)

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名古屋の老猫

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名古屋と北陸地方を中心に食べ歩き、見て歩きをした記録を綴ってます。 

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