金沢の代表的な美術館は何処(´・ω・`)? って聞かれたら、金沢21世紀美術館と答える人が圧倒的に多いのではないかと思いますが、老猫的にお勧めなのが石川県立美術館。
たまに開かれる特別展以外は、加賀前田家ゆかりの古美術品と石川県関係の作家の作品(石川県出身とか金沢美大の教官など)が展示の中心なので、空いていることが多くてじっくりと作品と向き合うことが出来ますヽ(´ー` )ノ
そんな作品の中でいちばんの目玉と言えば…
野々村仁清作の色絵雉香炉(国宝)と色絵雌雉香炉(重要文化財)の雌雄カップル\(^o^)/
色が派手な雄の方は歴史や美術の教科書で見たことがあると思いますが、対で作成されたと考えられる渋めの雌も一緒に見ることが出来るんですヽ(・∀・)ノ
同じ窯で焼かれたカップルは、これだけの名品なので色んな人の所蔵になって長らく別居状態が続いていましたが、昭和33年に雄が、平成3年に雌が当時の所有者から石川県立美術館に寄附された事で、およそ300年ぶりに別居状態を解消して夫婦水入らずの生活が送れるようになったそうです\(^o^)/
300年もと時を経て、落ち着く所に落ち着いて、平和な日々を送っている雉さんカップルなのでした🐦
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