8月12日は、福井県の三方に行く予定でしたが、福井市内の博物館で気になる企画展をやっていたので、午前中はそちらを見に行く事にしましたε=(ノ・∀・)ツ
わざわざ見に行きたかったのが、福井県立こども歴史文化館で開催中の「石ものがたり ふくいが生んだ鉱物学者たち Part1」。地質・鉱物屋でその名前を知らなかったら潜りだというくらい有名な明治時代のこの道の大先達で福井出身の和田維四郎の没後100年を記念した企画だそうです。この他にも同じ福井県出身の比企忠、市川新松についても取り上げているようですφ(..)
会場がこども歴史文化館だというので、正直夏休みの宿題的な子供向けの内容を想像していましたが、福井出身の鉱物学者3人にゆかりのコレクションが展示されていて、鉱物マニア必見です(°▽°)
どれくらい凄いのか専門外の方には伝わりにくいと思いますが、老猫のツボにはまったものを紹介していくと…
江戸時代の奇石コレクター・木内石亭が自分が集めたコレクションについてまとめた雲根志↓
和田維四郎の著書「日本鉱物誌」と市ノ川鉱山の輝安鉱のページ↓
市川新松の鉱物コレクション↓
水晶の触像の研究をした人だけに水晶のコレクションが見事です。特に乙女鉱山の巨大な日本式双晶は、今では絶対に手に入らないマニア垂涎の逸品ですO(≧∇≦)O
京都帝国大学鉱物標本室に所蔵されていた比企忠のコレクションも凄すぎw(゜o゜)w
明治~大正時代に鉱物を研究・収集していた人達は、巨大で良質な博物館級の標本がいくらでも採集出来て、調べた事が全て本邦初の発見だったりした訳ですから、研究が面白くて仕方なかったんじゃないですかね😁
最先端のITやAIより昔ながらの記載的な学問にシンパシーを感じる老猫は、生まれてくるのが100年遅かったかもσ(^_^) 会社に入ってから化石採取や鉱物採取からは遠ざかって見るの専門でしたが、定年もだんだんと視野に入ってきたので、仕事とは別に趣味のフィールドワークをぼちぼち再開するのも楽しいかもしれないですねヽ(´ー` )ノ
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